旅猫リポート
レンタル店で借りてきて観た映画2本目は『旅猫リポート』でした。有川浩さん原作本の映画化作品でした。原作は読んでいませんでした。野良猫ナナ(声高畑充希さん)と心優しい青年悟(福士蒼汰さん)との心温まるストーリーでした。ナナの心の声がリアルでもありとてもおもしろかったです。悟の両親が彼が小学生のとき、京都へ修学旅行に行っていたときに事故で二人ともなくなってしまいます。その修学旅行で彼の母親に買ってくると決めていた、京都でのお土産の有名なあぶらとり紙を買ってこれなくなってしまっていました。悟の友達が代わりに、買ってきてくれて、悟の両親のお葬式に手渡したとき、悟の号泣シーンは見ていても彼の気持ちを考えたら悲しすぎるシーンでした。その後、悟は、叔母に面倒を見てもらうことになるのですが、その当時悟が飼っていた猫のハチを一緒に暮らせそうにないと叔母に言われたときに、一生懸命叔母に訴える姿も悟の気持ちを想像したら切な過ぎて悲し過ぎるシーンでした。叔母に両親と悟の3人がどこに行ったときにでも3人と一緒にハチが写っていたアルバムを見せて、「ハチは家族なんだよ。」と叔母に一生懸命訴えていたときの悟の気持ちが痛いほど伝わってきました。もう、これ以上家族を失いたくないという究極の悲しさが描かれていました。一人っ子の気持ちは自分と同じなので痛いほどよくわかりました。家族の優しさや父と母に対する普段は気づかなかった自分の本当の思いは父と母が本当にいなくなってしまったらよくわかることもあるのだろうと思いながら、自分のことと重ねながら観賞してしまいました。両親がいなくなり悟がひとりぼっちになってしまうというストーリーのこの映画は今の自分の状況下ではこの映画を観なければよかったと思ってしまいました。もう少し、自分自身が元気なときに観たほうがよかったなあと今は思います。